面白い習慣だと思いました。

ジェニファー・イーリー(英国滞在経験のある知り合いがこう発音していたので、エールとは言いません)が、ローレンス・オリビエ版の「高慢と偏見」でエリザベスを演じたグリア・ガースンに似ていました。だからキーラ・ナイトレーを起用したのは冒険だったんでしょう。僕は最初にナイトレー版を見たので、それがエリザベスだと納得していました。
やはり5時間もあると、細部をいろいろ描けるので分かりやすい。とくに当時の常識や作法などが、ほかの作品では分からない。←イギリスではそういうものがすでに観客の常識なのでしょう。
たとえば結婚して家に戻ってきたリディアが、父母に続いて姉たちをさしおいて家に入るなんてのは、面白い習慣だと思いました。